はなれていても。

離婚で子供と離別しました。母親です。さみしさを乗り越えたい。

子供と一緒に過ごす最後の休日

子供の引越しまであと何日か。まだちゃんと決まっていないらしい。それがなんだか落ち着かない。
会おうと思えばまだ何日かは会える。引っ越す前にまだ会えるかもしれない。
そう思うから月曜日そんなに落ち込まずにすんでいるのかもしれない。


この土曜日に私の部屋に泊まらせて、土曜日、日曜日と一緒に過ごすことができました。
土曜日は早めだけど、二人でお誕生日会をしました。ケーキにプレゼントに喜んでいて嬉しかった。ミニオンズの続きも見れた。
日曜日はあいにくの雨。カラオケに行こうよと誘うものってこなくて・・
一緒にカードゲームしたり将棋したりアニメ見たりごろごろだらだらして過ごしました。
こうやってだらだら過ごすのもとても貴重な時間なんだろうなって思ったら涙がにじんでしまった。すごく幸せな時間だなって思いました。
引っ越したら外で会うことになるだろうから、気軽に並んでごろごろなんて出来ないんだろうな。


子供のやわらかいほっぺが好きだ。だからほっぺとほっぺをくっつけるのをよくやる。
いつもはしつこくやりすぎてちょっとウザがられるけど、なんかたくさん付き合ってくれた。もうしばらく出来ないってわかっててかな。


日曜日は今後の話もしたくて子供の父親と三人で夕飯を食べた。子供の家で。
皆で用意して、笑って、なんだか変な感じだった。家族だった時の感じを思い出した。
嫌な事が耐えられなくて離婚したけど、楽しくていい時間もあったなぁって思った。


引っ越してからの子供の生活がどうなるのか聞いて、少し安心した。
きっと今よりよくなりそうだと思った。
愛想いいしきっと新しい場所でも幸せにやっていってくれるだろうって思う。
一緒にその時間を過ごせないのが悲しい。


とりあえず引越し前の最後だと思ってばいばい、またね、元気でねってした。
子供は最後までにこにこしてた。


一人で部屋に帰って、またすごい泣いちゃうかなって思ったけど日曜の夜は泣かなかった。不思議と落ち着いていた。


でもこの記事を書いてたらなんだか泣けてきてしまいました。
悲しみを乗り越えるにはまだ時間がかかりそう。
引っ越すまでにもう一回顔見れるかな・・

別れに絵本をあげよう

子供は別れをまだ実感していないのかもしれない。最後のお泊まりだけれど、いつも通り普通に過ごしている。


小学校で皆にお別れの手紙を貰ってきたのを笑いながら見せてくれた。
友達との別れも今はこたえていないようだ。私の子供にしては意外とメンタルが強いのかもしれない。


でも引っ越してから別れを実感して、辛くかなしい思いをするかもしれない。そんな時に読んでくれたらとこの絵本をプレゼントした。
「いつだってともだち」エリック・バトゥー/絵 モニカ・バイツ/文


折り返し部分にあるとおり、友達との別れを体験し、年長者の助言からかなしみを乗り越える。というお話しである。


◼悲しいときには我慢せずに泣くこと
◼悲しい気持ちを誰かに話すこと
◼心の中に別れた人の部屋をつくること


私もこの言葉を忘れずに悲しみを乗り越えたいと思う。


最後のページには私からの手紙も添えた。離れるのがかなしいこと。今までの時間がとても大切で幸せだったこと。はなれていてもずっとママでいること。電話も手紙もするし、してねってこと。


明日は最後。1日楽しく過ごしたい。

あと一週間で子供が引っ越してしまう



離婚して2年経った。
子供は父親が引き取ったものの、近所に住んでおり週一で会っていた。
すぐ会える。だから私の中で子供と離別したという気持ちはなかった。


しかし突如状況は一変した。そのことを知ったのが3月。
子供共々、4月には埼玉から京都へ引っ越すというのだ。目の前が真っ暗になった。


今みたいに会えなくなる。そう思うとかなしくてかなしくてどうしようもなくなった。
会いに行ってもいいって言われたけど、年に何回行けるのだろう。
かなしくてかなしくて精神安定剤も効かない。会社でも泣き出してしまう。


どうしてもっと一緒の時間を大切にすごしてこなかったのだろう。
どうして私が引き取るという選択をしなかったのだろう。
たくさん悔やんだ。


でももう時間がない。あと一か月たくさん思い出をつくろうと思った。
いつか行こうと思っていた場所へ行った。一緒に料理をつくった。
一緒に公園で遊んだ。一緒に本を読んだ。一緒にお風呂に入った。一緒に寝た。
思い残すことがないように、やれることをやろうと思った。


もう一緒に過ごすことができるのは、次の土日だけ。
最高の日にするにはどうしたらいいんだろう。